こんにちは!ヒロです。
トウモロコシと言えば夏の風物詩ですね!焼きもろこしをお祭りや海、プールの時に親に買ってもらいとても美味しかった記憶があります。他にもコーンバターなど誰でも一度は食べたことがあると思いますし、トウモロコシが嫌い!!と言う人を聞いたことがありません。
栄養価も優れており、ビタミンB1・B2・E、食物繊維など豊富で糖質やデンプン質も含み高カロリーで甘くておいしい魅力的な野菜です!
大変魅力的なトウモロコシですが比較的に簡単に育てることのできる作物です。是非チャレンジしてみて下さいね!
トウモロコシを植える時期(スイートコーン)
暖地 :3月~7月
一般地 :4月~7月
寒冷地 :5月~6月
トウモロコシの栽培は基本的に種からになり、種まきから収穫は3か月程度です。暖地や一般地では植える時期によっては収穫後、同じところでもう一回育てる「二期作」も可能になります。
種まき・間引き
✅ トウモロコシは風の力で受粉するので2列以上での栽培が好ましいですが、場所の確保が難しかったりプランター栽培の場合は雄の穂を切り取り人工授粉を行いましょう!害虫のアワノメイガ対策にもなります。
肥料や栄養はあまり必要としないので関連記事に記した土壌改善をしておけば問題なく育つでしょう。心配であれば牡蠣殻石灰を1平方mあたり50グラム、堆肥2キロほど混ぜ込むと成長がよくなります。
畑に直で植える場合は株の間隔を30㎝ほど離して種を2~3粒植えましょう。背丈が15㎝ほど伸びたら成長の良い株を残し他は間引いて1本にします。プランター栽培も同じやり方で大丈夫!
発芽時期は鳥に狙われやすいので心配なら不燃シートをべた掛けすれば安心です。
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トウモロコシは1つの品種だけ育てよう
トウモロコシが違う品種同士で受粉すると、交雑種となり味がおちてしまいます。これは現在のトウモロコシが品種改良されているためなのか、交雑種は基本的に良い結果を生みません。
近くの畑で(100~200メートル)以内にトウモロコシを栽培していないことも確認しましょう。
上記の点を避けられない場合は、時期をずらすなどの工夫が必要です。
成長過程での注意点
トウモロコシが順調に育ち、40センチ程になったら化成肥料を軽く一握り株の根元に撒き、土寄せを行います。
転倒防止とトウモロコシの大きさにつながりますので忘れずに行いましょう。
さらに大きくなり、種類によりますが80センチ程になったときに雄の穂が見えてきたら再度追肥と土寄せを行います。強風で倒れやすいので土寄せはしっかり行いましょう!
脇芽は必ず残そう
トウモロコシの株もとから脇芽が出てきますが切除せずに必ず残しましょう!穂の太りが良くなり転倒防止になります。
販売用には不向きですが自宅で食べるには十分なトウモロコシが脇芽からも収穫できる可能性があります!
雄穂が開花したら
トウモロコシの実のつき方が悪くなる事があるので、雄の穂が開花したら水やりをしましょう。
植え栽培ならあまり気にしなくても大丈夫ですがプランター栽培の場合は水切れしやすいので注意しながら育てましょう。
トウモロコシは飛散した花粉により受粉します。しかし雄穂の開花により害虫の「アワノメイガ」が寄って来やすくなるため株の1/10程の割合で雄穂を残し切り取ります。
このとき切り取った雄穂を、ひげのように出ている雌穂になすりつけ人工授粉しておきます。家庭菜園のような小規模栽培だと十分に受粉できない事があるため忘れずに行ってください。
雌の穂が茶色に変化してきたら受粉が出来たサイン!全ての雌穂にこのサインが確認出来たら残りの雄穂を切り取ってしまいましょう。
摘果をしよう
トウモロコシは1株から3~4本の雌穂が出来ますが、最上部の雌穂だけ残し残りは早い段階でもぎ取ってしまいましょう。
この作業により実入りが良く質の良いトウモロコシができます。
ただ、販売を目的としない家庭用のトウモロコシなら1株から成長の良い2本ほど残しても十分食べられるトウモロコシが採取出来ます。経験上2番目の穂は味は良いが実入りが良くない事が多いのでコーンバターやスープにオススメです。
ではまたー(^^)/
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