こんにちは!ヒロです。
今回はクワガタのお話になりますが、キャンプ帰りのとある道の駅でクワガタコーナーを発見し、その中で「パラワンオオヒラタクワガタ」という種類のクワガタを発見!
♂78ミリ個体♀フリーサイズのペアで3000円‼︎これはめちゃくちゃ安いのでは…?
ヤフオク等で検索した結果、かなり安価と判明したので購入決定♪(ヤフオクや他のショップではペアで1万円以上は当たり前みたいです💦)
購入した場所は栃木県にある「道の駅 やいた」になります。他にもスマトラやミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどが販売しておりました!
特に、ミヤマクワガタは最安値300円とかなり破格の安さでびっくり‼︎
興味のある方は是非行ってみてね(^^)
✅パラワンオオヒラタクワガタを育成してみよう!
自宅に持ち帰り早速飼育開始!
寿命は平均1〜2年!凶暴な性格でクワガタ界最強と言っても過言では無い種族です。
体長は70〜120㎜で大型種にあたり、見た目の荒々しいフォルムと凶暴な性格で今も数多くのファンを魅了しております。
フィリピンのパラワン島に生息している種なので、ある程度の高い気温には対応しますが越冬は出来ないので、冬の温度管理には注意が必要です💦
我が家は埼玉県で比較的気温の高い地域ですが、北口玄関のシューズクロークで飼育して夏を乗り越えてもらってます!
✅パラワンオオヒラタクワガタのペアリング&産卵方法
基本的には国産のクワカブ達と同じです!
気を付ける点は、冬眠出来ないので温度(23~30度が適温)と、頭おかしいんか??身近にこんな人いたら絶対に近寄らないよ、、、って思えるほど凶暴です。
飼育ケースはなるべく大きいものを選んでください!!マジで!
我が家のメス♀は小さいケースでペアリングさせようと試み、真っ二つにされました泣
*ハンドペアリングや顎縛りの方法をとっては??とのご指摘をブリーダーの方達からお受けしました💦方法はこちら↓
✅ケース&発酵マットの準備
飼育ケースに発酵マットを入れ、ケースの底から5㎝ほどの深さで固める。
ビンやコップの底を使うと作業しやすいです!
個人的に、完熟マットより生オガの方が扱いやすいです。
完熟マットは夏場に虫が湧きやすく管理が大変💦
*飼育ケースはMサイズ以上を使用してね!パラワンのオス♂はとても凶暴な性格なのでメス♀の隠れるスペースが必要だよ!
✅産卵木を仕込み、成功率を上げよう!
半日以上、水に浸しておいた産卵木(水道水でOK!)の皮を剥いて飼育ケースに横にしていれる。
皮を剥くのが面倒な場合はそのままでも大丈夫です!!
クワガタの好き嫌いもあるので2本以上入れるといいすよ(^^)/
産みつけやすくする為、ドリルで産卵木に数か所穴をあける方もいます。私はあまり気にしたことはありませんがクワカブの種類によっては重要になるかもしれません。
産卵木が3/4ほど埋まるように発酵マットを入れる。
剥いた樹皮や落ち葉、昆虫ゼリーを入れれば完成です!
飼育環境ですが、雨の心配がない日陰で風通しの良い場所で飼育をして下さいね。
スペースがない場合のオススメは床下収納です!
✅ペアリングは1~2週間を目安にしよう!
①おおよそですが、最大2週間を目安にペアで飼い、その後はオス♂を別のケースの移しましょう。
気性の穏やかな種類ならそのままでも構いません。
②その後、1ヶ月程でマットや産卵木に卵を産んでいると思いますがその期間は1回/
週の頻度でゼリー交換し、静かな環境で飼育してください。
更にその1ヶ月後にはケースの底や側面に幼虫の姿を確認できると思います。
✅幼虫の割り出しをしよう!
幼虫の姿を確認し、2令幼虫(体調1.5㎝ほど)の大きさになったらマットや産卵木から幼虫を取り出し1匹ずつ飼育しよう!
クワガタの幼虫は共食いの可能性があります。衣装ケースのような大きい入れ物じゃない限り共存はNG!! 個別飼育は必須です。
2令ほどの大きさなら瓶に入れて育成が最もポピュラーな飼育方法でしょう。
瓶に発酵マットをカッチカチに詰めて育成できますが、中々大変な作業です💦
手軽に大型サイズを狙うなら菌糸瓶一択でしょう。
↓これがお手頃で高評価(^^♪私も知人も使用してます
まずは800サイズで十分でしょう。
菌糸瓶自作はこちらもあわせてどうぞ!
✅寒くなってきた時の対処
幼虫が大きくなるにつれ、秋から冬になるころでしょう。
パラワンを含めた外国産のカブクワは冬を越せない種がほとんどだと思います。
しかし、エアコンで温度管理や温室部屋を作るには電気代やコストもかかり、ハードルがちょいと高い。
小規模の飼育なら、発泡スチロールにパネルヒーターを入れての飼育が◎
我が家では植物用の温室棚にパネルヒーターを入れて飼育してます!
画像と↑同じものを使用してます(^^)/
元々はハムスターなどペット用の床下ヒーターですが、住宅の床下暖房と同じもので火災の心配もなく、温度調整とサーモスタッド付きで大変便利!
電気代は18円/1日!?コスパ最強!!
温度は20~25度になるのが理想です!我が家は1枚のみの使用ななので少しパワー不足、冬場で17度ほどですが元気です。
規模の小さいうちはコストをあまりかけない方法で試し、本腰を入れてブリード開始する際はスタイロフォームで温室スペースを作り枚数を増やすのが良いと思います。
✅幼虫の成長に合わせ引越ししよう!
飼育期間と共に幼虫も成長していきます。
菌糸瓶も劣化や食痕が目立ってきたら交換するタイミング!
3か月を目安に交換しよう!
食痕や劣化が目立たなければそのままでも行けますが、幼虫はエサの劣化や量がないと感じたら早くさなぎになろうとします。
劣化が進むと羽化が上手く行かず、羽がしまえなかったり完全体になれない羽化不全を起こす可能性が上がるため注意が必要です。
リスクを減らし大型を目指すなら瓶の交換、瓶のサイズアップをして行こう!
成虫になる頃には大体2瓶、大型幼虫なら3瓶使用する場合も。
✅いよいよ、待ちに待った羽化!
4月~6月、気温も高くなり幼虫の体も黄色く変化してきたらさなぎになる合図!
この頃は蛹室を作り活動せず成虫になる期間なので静かに見守ってあげよう!
1ヶ月程度で成虫になるはずです。羽化を終え、成虫になった個体を見つけられたら掘り出しても大丈夫!
しかし、なるべく自力で出てくるのをまとう。
*外気温が低かったり、個体によっては2年かかる場合もあります。
これでパラワンオオヒラタクワガタの説明は以上です!
是非チャレンジしてみてね!
皆さまに素晴らしい1日を✨
ではまた(^^)/
ふるさと納税対応のパラワン!激アツ!!
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