・エラフスホソアカクワガタ
Cyclommatus elaphus
こんにちは!ヒロです。
こんかいは野外採集が極めてむずかしく、ブリードがあまり行われていなかった時代では「伝説」と呼ばれたエラフスの飼い方を解説していきます。
その美しい光沢と見る角度で色が変わる色彩変異で数々のブリーダーを魅了してきました。
その中の1人、むし社の社長「藤田 宏」さんはこう語っております。
エラフスホソアカは、私を虜にし、さんざん振り回し、膨大な仕事をさせ、
人生で最高の達成感も味合わせてくれた、憎たらしくも有難い、忘れえぬクワガタムシである。
『藤田 宏の解体虫書』(むし社:2013年)より
飼育してしまうと2度と戻れないほどの魅惑的なクワガタなんでしょう。
私も飼育に身を乗りだしましたが、謎が多く手探りの部分も多い種です!
飼育はそこまで難しくないですが、大型化はとても難しくまだまだ勉強中ですが気づいた点やここまでの情報をまとめて行きます。
✅飼育のむずかしさ ★★★★☆
かなり難しいレベルですがポイントさえ分かれば意外と簡単!?
何事もチャレンジ!一緒に頑張りましょう!
✅成虫のサイズ
・サイズ 26~109㎜
年々サイズは大きくなっているが、飼育難易度が高く大型を出すのが非常に難しいクワガタです。
80㎜を超えたら自慢してもよいレベルでしょう!
✅価格
・価格 成虫ペア5,000~40,000円
1986年のオークションで90mm台後半の個体が50数万円
『世界のクワガタムシ大図鑑』(むし社:2010年)より
そこまで高くない印象ですが、飼育難易度やリスクを考えると自信がつくまで手を出すクワガタではないですね💦
✅成虫の寿命
・成虫の寿命 2~4ヶ月
美しいクワガタですがあまり長生きはしません。
余生を終えたら標本にしても美しさを残してくれます(^^)
✅飼育温度
・温度管理 18~20℃(18~25℃以内)
温度管理が一番のポイントです!ここは絶対に守りましょう!
✅生息産地
・産地:インドネシア スマトラ
名前の「エラフス」の由来は鹿という意味。メタリックにかがやくボディと大きく湾曲した美しい大あごに心を奪われてしまうでしょう!
成虫、幼虫ともに温度管理がとても大切になります。
18℃~25℃の範囲で飼育できる環境じゃないとちょっとキビシイ💦
夏場はエアコンやワインセラー、電気代やセラーの用意が難しい場合は凍ったペットボトルで温度管理は必須といえます。
秋や冬の気温が低い時期は発泡スチロールや植物用の温室部屋をヒーターなどで管理が安上がりでおススメです!
温度以外のペアリングや育成方法は他のクワカブ達と変わりありません!
詳しくはこちらも合わせてちらもどうぞ↓
皆様に素晴らしい1日を✨
ではまた(^^)
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